多汗症治療と手術

多汗症とは?手のひらや足の裏、ワキの下などにびっしょりと汗をかくことがあるなら多汗症かも。多汗症の原因やワキガとの違い、多汗症の症状、治療法や手術法など。

多汗症の治療と手術【名古屋】

局所性多汗症の治療を考える時、 外用薬や内服薬などで多汗症の症状を抑えることも可能ですが、 多汗症の症状が重ければどうしても限界があります。 その場合には手術も選択肢に入ってくると思います。 では、多汗症の手術にはどのような方法があるのでしょう。 現在主流の多汗症手術は胸部交感神経節切除術という術式です。 この手術はワキの下に数ミリの穴を開け、 胸腔鏡とよばれる内視鏡についている電気メスで胸部の交感神経を切除することで、 手のひらなどの発汗が抑えられるようになります。 ただしこの手術では背中や胸などの発汗が増える代償性発汗の症状が出るケースが多いようです。 ワキの多汗症手術には剪除法(皮弁法)という手術もあります。 ワキの皮膚を裏返し汗腺をじかに切り取っていく方法で 術者の腕が試されますので良医を選ぶことが第一です。

ボトックスによる多汗症治療【名古屋】

ボトックス治療は ボツリヌス菌毒素製剤を皮膚下に注入することで 数日後から効果があらわれ始め数ヶ月間発汗抑制の効果が持続します。 様々な発汗場所に注射できるそうですが、わきの下の多汗症に効果が高いようです。 多汗症手術のような代償性発汗は少ないとのことですが、 ボトックス注入後は一過性の副作用が出る場合があります。 またボトックスは持続性に欠けることと料金が難点です。 ただ数ヶ月の効果が見込めますので 夏場特に多汗症状が気になる方には向いているかもしれません。 ボトックスもまた信頼できる専門医に治療してもらう必要があります。

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